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ガンタンク,砲撃戦用試作型MS。「RX計画」により最初に開発されたRXタイプMS。極秘に入手したジオンの新兵器、「モビルスーツ」の断片的な情報を元に開発。
ガンキャノン,砲撃戦用試作型MS。「RX計画」により開発された2機種目のRXタイプMS。他のRXタイプ同様、コクピット兼脱出装置としてコアブロックシステムを採用している。
ガンダム,汎用試作型MS。「RX計画」により開発された3機種目のRXタイプMS。RX-75、77同様、貴重な実戦データを記憶した「教育型コンピューター」の回収とパイロットの脱出のため、コックピット兼脱出装置としてコアブロックシステムを採用している。
ボール,支援用モビルポッド。「V作戦」によって量産MSが完成するまでの間、ジオン軍のMSに対抗するため、場しのぎとして連邦軍が宇宙用作業ポッド「SP-W3」を改良して作った戦闘用ポッド。その戦闘能力は低く、連邦軍のパイロットからはあまり評判が良くなかった。
ジム,汎用量産型MS。ルウム戦役で大敗し、地球降下作戦によって地上・宇宙ともにイニシアティブを失った連邦軍は、ジオン軍のザクⅡに対抗するため、0079年4月に「V作戦」を発動、かねてより進めていた量産型MSの開発(RX計画もその一環)・生産を最優先事項とした。こうして連邦軍が開発したMSが「RGM-79ジム」である。
ザクⅠ,汎用量産型MS。ジオン公国で最初に完成した実戦型MS。一年戦争時、傑作機と言われた「MS-06ザクⅡ」の原型となった。
ザクⅡ,汎用量産型MS。「MS-06ザクⅡ」シリーズは、ジオンを代表するMSで、汎用性、拡張性、生産性を合わせ持つ非常に完成度の高い機体である。一年戦争時、両軍を通しての生産機数も、ザクタイプが一番多い。
シャア専用ザクⅡ,指揮官用高性能MS。本来MS-06シリーズでは、汎用タイプのC型(後にF型)を発展させ宇宙用高機動機の「R型」を開発・量産する予定だった。しかし、開戦時の時点では、生産性が重視され、改良箇所が多く生産効率の悪いR型は量産が見送られた。
グフ,陸戦用量産型MS。陸戦用MSの「MS-06Jザク」は、あくまでザクⅡの陸戦型改良機として開発されたため、問題点も少なくなかった。ジオニック社では「J型」の生産と平行して、問題点を解決した新たな陸戦用MSの開発を進めていた。
ドム,陸戦用量産型MS。MSの製造メーカーとしてはジオン公国最大のジオニック社、そのライバル会社のツィマッド社が開発した陸戦用MSが「MS-09ドム」である。ドムのコンセプトは画期的なもので、移動速度が遅いというのが陸戦用MSの欠点だったが、ツィマッド社はMSの脚部に「熱核ジェットエンジン」を搭載し、そのジェット噴射によりホバー走行を行うという画期的なコンセプトでその欠点を解消したのである。
リック・ドム,宇宙戦用量産型MS。「MS-09Rリックドム」は、開発が遅れていた次期主力MSの穴を埋めるため、暫定的に採用された宇宙戦用MSである。陸戦用MSとして高い性能を持つ「MS-09ドム」の脚部の熱核ジェットエンジンを熱核ロケットエンジンに換装し、他の様々な箇所も宇宙戦闘に適した改良が施されている。
ゴッグ,水陸両用量産型MS。地表の70%を占めるのは海である。地球侵攻を考えた場合、この海の攻略を避けて通ることはできない。
アッガイ,水陸両用量産型MS。「MSM-04アッガイ」は、ザクと同タイプのジェネレーターを2基搭載することで、比較的高い出力を得ている。しかしメガ粒子砲は搭載できなかったため、他のMSMシリーズに比べ火力が弱く、大量生産は見送られた。
シャア専用ズゴック,水陸両用量産型MS。ズゴックに関してはS型=指揮官機という慣例は当てはまらないと言われている。実際、シャア・アズナブル大佐が搭乗するS型も、機体色を除いては一般パイロット用のズゴックとスペック的には差異がなかったことが確認されている。
ズゴック,水陸両用量産型MS。「MSM-03ゴッグ」に次いで制式採用された水陸両用MSが、「MSM-07ズゴック」である。宇宙用高機動機を得意とするMIP社が開発した唯一のMSで、腕部の格闘用クローなどに同社が開発した「モビルアーマー」の技術が生かされている。
ゾック,水陸両用量産型MS。水中戦用MSの中でも、この「MSM-10ゾック」は異色を放つ存在である。外見上手足はついているが、これはほとんど飾りで、実際は局地戦用の移動メガ粒子砲台と言ったほうが適当なMSである。
ギャン,汎用試作型MS。「YMS-15ギャン」はジオン軍の次期主力MS候補として、「YMS-14ゲルググ」とほぼ同時期に開発が行われた汎用MSである。機体開発を行ったのは、「MS-09ドム」の開発・生産を請け負ったツィマッド社である。
シャア専用ゲルググ,汎用量産型MS。「MS-14Aゲルググ」の量産にあたりシャア大佐に提供されたのが試作タイプのYMS-14である。彼が残した実働データをフィードバックすることでようやく本格的な量産体制が整い、MS-14Aの型式番号が与えられた機体が生産されたのである。
ゲルググ,汎用量産型MS。「MS-14Aゲルググ」は、後の戦略家たちが「ゲルググがもう数ヶ月はやく実戦配備されていれば、戦局は変わっていただろう」と言うほどの高性能機である。「MS-14A」は腰部スカート内と脚部にスラスターを持ち、他を圧倒する機動性と推力を誇り、ジオン軍の量産MSとして初めて、ビームライフルを標準装備している。
ジオング,NT専用試作型MS。「MSN-02」は、ジオン軍が大戦末期に開発していたニュータイプ専用のMSである。究極のMSを目指して開発された「MSN-02」は、その機体の大きさから「ジオン」の名を授かり、「ジオング」と名付けられた。
グラブロ,水中戦用試作型MA。水中戦用MAとして開発された「MAM-07グラブロ」は、MSMシリーズと並行して開発された。MSに比べて巨大な機体を持つMAは、リゾート用の海洋コロニー内での実験が困難で、本格的な機体開発は地球降下作戦後、地上で進められた。
ビグロ,宇宙戦用量産型MA。「モビルアーマー」とは、「モビルスーツ」と宇宙戦闘艇の中間に位置する機体で、本体に取り付けられた2本の「手」によって、限定的なAMBAC能力を持ち、高い機動性と攻撃力を発揮する。もともとはジオニック社との新兵器採用競争に敗れたMIP社の試作機「MIP-X1]が、その宇宙での高機動性を買われて、新たにMAとして開発が進められることとなったのである。
ザクレロ,試作MA。初期に開発された試作モビルアーマー(MA)のうちの1機。MSの汎用性+運動性という開発コンセプトに対し、MAの開発コンセプトは機動力+攻撃力、つまり「高い攻撃力を持った高速・高加速の機動兵器」である。
アッザム,陸戦用試作型MA。あくまでも試験的に製造された地上用モビルアーマー。便宜上「MA」に分類されているが、月面で使用されていた移動式対地攻撃兵器「G87ルナタンク」を地上用に改造しただけにすぎず、移動砲台の域をでていない。
ビグ・ザム,対要塞戦用試作型重MA。モビルアーマー「ビグ・ザム」は、一年戦争時の機動兵器としては、大きさ・攻撃力ともに最大の規模を誇る機体である。戦艦を一撃で沈める大型偏向メガ粒子砲を1門と機体の全周囲に28個ものメガ粒子砲を装備し、Iフィールド発生装置が搭載されているため、メガ粒子砲やビームライフルの攻撃を無効にすることすらできた。
ブラウ・ブロ,NT専用試作型MA。ミノフスキー粒子下でも影響を受けないニュータイプの精神通信(サイコミュ)能力。これを軍事利用した機動兵器が、ジオン軍のニュータイプ研究所「フラナガン機関」では試験的に開発されていた。
エルメス,NT専用試作型MA。2機目の「ニュータイプ」専用MA。先の「MAN-03ブラウ・ブロ」に対して、この「MAN-08エルメス」は本格的な実戦型使用になっている。
ガンタンクⅡ,局地防衛用MS。MSとしての運用には問題の残る性能である「RX-75」であったが、脚部がキャタピラであることからくる生産性の高さは評価された。その生産性と遠距離射撃能力を活かし、「RX-75ガンタンク量産型」が拠点攻撃用に運用されたのに対し、この「RMV-1ガンタンクⅡ」は局地防衛用に再開発された。
ガンキャノン重装型,砲撃戦用MS。「RX-77-2ガンキャノン」の良好な実戦結果を受け、その特徴である遠距離射撃能力を高めるべく開発されたのが、「RX-77-3ガンキャノン重装型」である。機体の基本構造は「RX-77-2」を踏襲し、主兵装を実弾式240mmキャノン砲からより強力なビームキャノン砲に換装している。
ジムキャノン,中距離支援用量産型MS。高価で生産効率の悪い「RX-77ガンキャノン」の代替機として開発された砲撃戦用の量産型MS。機体は「RGM-79ジム」をベースに装甲の一部が強化され、右肩には240mmキャノンが1門装備されている。
ジムスナイパーカスタム,汎用量産型MS。制式採用MSとして量産が決定した「RGM-79ジム」であったが、生産性の向上と低コストかが行われたため、完成した機体のスペックは今ひとつ見劣りする物だった。操縦の大部分はコンピューターがサポートしてくれるため、MSに不慣れなパイロットでも比較的容易に扱うことができたが、反面「RB-79ボール」で経験を積んだ熟練パイロットや、先行量産型のジムで訓練を受けたパイロットたちにとって、その能力を十分に発揮できる機体ではなかったのである。
G-3ガンダム,現在「ガンダム」のパーソナルネームで親しまれている、RX-78シリーズは増加試作機も含めて8機制作された。そのうちで実戦に参加したのは、2号機とNT専用機に改修された4号機だけである。しかし戦後間もなく、星一号作戦でアムロ少尉の乗機だったのは2号機ではなく、駆動部にマグネット・コーティングを施し運動性能を高めた3号機だったとする説が雑誌に掲載され話題になった。
黒い三連星専用高機動型ザクⅡ,宇宙戦用量産型MS。R-1A型は運用試験において、好成績を収めることに成功した。これを受けて10機のR-1型がR-1A型に改修され、各地の部隊に配備された。
ジョニー・ライデン専用高機動型ザクⅡ,宇宙戦用試作型MS。本機は次期主力機選定において、ツィマッド社のMS-09Rと争った機体として知られている。一部の性能では優りながらも、コストと生産性を含めた総合的な面では09Rには及ばず、試作機が4機完成した時点で計画中止となってしまった。
ザクキャノン,砲撃戦用量産型MS。ジオン軍が地球侵攻を想定し、一年戦争以前から研究開発を進めていた地上用MSのうちの一つ。型式番号からもわかるとおりザクをベースに再設計された機体で、地上部隊の対空防御用として対空キャノン砲をバックパックに装備している。
ザク強行偵察型,汎用MS。「MS-06Eザク強行偵察型」は、MS06タイプの機動力を活かした戦略偵察機として開発された機体である。「MS-06F」から兵装に必要な部分を極力削除した機体は、代わりに推進剤スペースを10%増加、機体各部に探知システムを装着したものになっている。
ザク・マリンタイプ,水陸両用MS。ジオン軍は、一年戦争開始前から地球侵攻作戦における海洋制圧を重視し、水中行動が可能なMSの開発を進めていた。当初はMS-06系を水中戦が可能な機体へ改良する計画が立てられたが、司令部が要求するスペックを満たすことはできなかった。
ザクタンク,作業用MS。「ザクタンク」は、ジオン軍の制式MSではなく、工場で生産された物ではないため一つとして同じ機体は存在しない。もともとは地上の前線部隊が戦闘によって脚部の破壊されたザクの上半身と、マゼラアタックの車体(マゼラベース)を組み合わせて作った作業用マシンだった。
グフ飛行試験型,陸戦用試作型MS。「MS-07Bグフ」の配備が行われるのと同時に、移動力を向上させるためMSに飛行能力を与えるプランがアイザック・ウーヤミック大佐によって提案された。このプランは直ちに実行に移され、グフをベースにした飛行試験機が数機試作されたのである。
ゲルググ高機動型,宇宙戦用量産型MS。ゲルググは設計当初から機体各部の徹底的なユニットかが行われた。これは生産ラインの分業化と、生産段階でのオプション追加による仕様変更を容易にするための配慮である。
ゲルググキャノン,砲撃戦用量産型MS。ビームライフルの標準装備が前提とされていたゲルググだが、機体の開発に比べビームライフルの開発は難航、先行量産型の「YMS-14」の完成時には、ビームライフルはまだ試作の段階であった。開発の遅れたビームライフルの完成を待たず、バックパック方式のビームキャノンを装備した機体が「MS-14C」である。
アッグガイ,水陸両用MS。ジオン公国軍の水陸両用型MS。ジャブロー攻撃用に開発されたMSの一種で、格闘戦に重点を置いているのが特徴。
ゾゴック,調査中。。 。
アクトザク,汎用MS。一年戦争後半、ジオン軍は次期主力MSとして様々な機体を開発していた。「MS-11アクトザク」は、MS-06系の設計を洗い直し、総合的な運動性能を向上させた機体である。
量産型(陸戦型)ガンダム,陸戦用MS。試作機であるRXシリーズの製作過程で生じた余剰パーツを利用して生産された機体。ジオンの地球侵攻によって奪われた、数々の重要拠点の奪回を計った連邦軍は、地上戦力強化のため、量産MS「RGM-79」の生産に先行して、このRX-79(G)を生産した。
ガンダムイージーエイト,陸戦用MS。「RX-79(G)ガンダム」は量産機ではあるものの、試作機であるRXシリーズの製作過程で生じた余剰パーツを流用して生産された機体である。そのため、前線に配備された「RX-79(G)」20数機分の修理用パーツは十分に確保されていない状態であった。
陸戦型ジム,陸戦用MS。量産が決定した「RGM-79ジム」に先行して、深刻な事態にある地球の各線戦用に急生産された地上戦用のジム。「RX-79(G)」とともに地球上の重要拠点に配備された。
ジムスナイパー,陸戦用MS。RGM-79(G)地上用ジムのカラーバリエーションの一つ。ジムスナイパーの呼称は、このカーキ色を基調としたジムが、長距離のビームライフルを装備し、狙撃任務に就いたことによる。
量産型ガンタンク,砲撃戦用MS。「RX計画」により最初に開発されたRXタイプMS。極秘に入手したジオンのモビルスーツ「ザク」の断片的な情報をもとに開発された試作機をもとに、最終的に生産された量産型は対要塞戦などに実戦投入された。
先行型ジム,汎用型MS。RGM-79(E)先行型ジムはRGM-79系MSのミッシングリンクに位置する謎多き機体といえる。フォルムは後発のRGM-79Cに酷似しながら、RGM-79の一般的な投入時期よりもはるかに以前に配備されていた点が、本機の不明瞭さを深めている。
ザク高機動試験機,テスト用MS。一年戦争中盤、ジオン軍は開発の遅れていた次期主力MS「MS-14」が完成するまでの間、連邦MSと渡り合える宇宙戦用MSの開発を急がせていた。軍司令部は、生産ラインの流用できるMS-06系とMS-09系の改修型を候補として想定し、各種の試験を行った。
ザクⅡ陸戦型,陸戦用量産型MS。資源、国力で劣るジオン公国が、地球連邦政府に対し独立戦争を挑むためには新兵器「モビルスーツ」の絶対数を確保する必要があった。このためMSの量産に当たり、第一に考えられたのが生産性である。
ザクⅠ(トップ機),汎用量産型MS。U.C.0079.11のオデッサ戦以後に極東地区に落ち延びてきたトップ小隊の隊長機として確認された機体。注目すべきは本機と共に部隊を構成した他の機体がMS-06Jだった点である。
ザクⅡJ型(アス機),陸戦用量産型MS。右肩関節と左膝の装甲が欠損し、動力パイプの保護パーツもいくつか失われている。それら以外に目に見える損傷はなく、デル機に比べれば程度は若干ながら良かったと言える。
ザクⅡJ型(デル機),陸戦用量産型MS。左肩と腰部の装甲が激しく損傷し、右肩部シールドの表面にも抉り取られたような跡がついていた。小隊の3機の中で、もっとも損傷の度合いが激しい機体だった。
ザクタンク,作業用MS。一年戦争中後期にかけて、戦闘の激化した前線では、補給もままならないことが多かった。とくにMSは精密な部品が多く、前線の応急処置にも限界があった。
グフ・カスタム,陸戦用量産型MS。もともとは宇宙用の改修機に過ぎない「MS-06J」に代わる新たな地上戦用MSとして開発されたのが、「MS-07Bグフ」である。しかし、対MS戦闘のため、接近戦闘兵器の固定武装化が行われた結果、MSの利点であった汎用性が失われてしまった。
グフ飛行試験型(8号機),陸戦用試作型MS。MS飛行実験機として試作された「グフ飛行試験型」の8番目の改良型が「MS-07H8」である。実験飛行中に爆発してしまったものの、比較的良好な結果が得られた「MS-07H4」の設計コンセプトを継承しつつ、細部に改良が施され、数機が試作されている。
ドム,陸戦用量産型MS。脚部に熱核ジェットエンジンを搭載し、そのジェット噴射によりホバー走行を行うという画期的なアイデアで、陸戦用MSの移動速度の遅さという欠点を解消したMS-09ドムは、厚い走行と強力な火器(ジャイアント・バズーカ)を装備したことで、一躍ジオン軍の地上戦力の主役となった。アフリカ、ヨーロッパ戦線を中心に広く配備されたドムだが、市街地、砂漠、寒冷地などの戦地によって様々なカラーバリエーションが存在する。
アプサラス,拠点攻撃用試作型MA。スペースコロニーを地球に落とすことで、連邦軍司令本部がある南米ジャブロー基地を消滅させる予定だったブリティッシュ作戦失敗後も、ジオン軍はジャブローを落とすための計画をいくつか立てていた。試作MA「アプサラス」はそんな中でもっとも実現性の高い計画にそって作られた機体である。
アプサラスⅡ,拠点攻撃用試作型MA。アプサラスⅠに続き、テストベッド機として改修された機体。メガ粒子砲も実際に搭載され、射爆場で発砲テストも行われた。
アプサラスⅢ,拠点攻撃用MA。実験機であるアプサラスの1号機と2号機での最大の問題点は、飛行推進に使われていたミノフスキークラフトシステムであった。ミノフスキー理論を利用してプラズマを発生させ、揚力と推進力を発生させるシステムは電力を大量に必要とするため、ジェネレーターの発電量が間に合わなかったのである。
アレックス,NT専用試作型MS。「RX-78NT1」は、ホワイトベース隊所属のニュータイプとうわさされたパイロット、アムロ・レイ少尉専用に開発された機体である。型式番号の“NT”はニュータイプ専用機であることを意味するが、同じニュータイプ専用とはいえ、ジオン軍が研究していた「サイコミュ」技術を利用した機体とは性質が異なる。
アレックス・チョバムアーマー仕様,NT専用試作型MS。「RX-78NT1-FA」とは、「RX-78NT1アレックス」に追加装甲としてチョバムアーマー(複合装甲=ハイブリットアーマーとも呼ばれる)を装着した状態のことを言い、型式番号の「FA」はフルアーマーを意味する。対弾性向上を目的とした追加装甲は、すでにRX-78の計画段階から構想としてあった「フルアーマーオペレーション」の産物で、これを装備すると全重量は95tにも跳ね上がった。
ジム(寒冷地仕様),汎用量産型MS。本機は寒冷地で運用されることを前提に生産配備された、RGM-79の派生型の一つ。G型の直接の原型機であり、そのため頭部および推進器を除いて各種装甲板は共通のものを使用している。
ジム・コマンド(コロニー戦仕様),戦後、短い期間ではあるがRMS-179ジムⅡとともに連邦軍の主力機であったRGM-79Cジム改の原型機が、このG型である。本機は主に重力下環境での治安任務を目的に開発されており、原型機であるD型とともにRGM-79の設計段階から枝分かれした、いわば兄弟機のようなものだ。このため、ジム自体の実戦投入が宇宙世紀0079年11月下旬であったにも拘わらず、本機とその宇宙戦仕様のGS型もわずかな差で実戦部隊へ配備が実施された。
ジム・コマンド(宇宙戦仕様),宇宙戦用量産型MS。ジムコマンドは連邦軍の制式採用MS「RGM-79SCジムスナイパーカスタム」などの高性能機の改良技術を生かし、ジムを改良して基本性能の向上が図られている。ジムは地上・宇宙共に運用が可能な汎用機であったが、ジムコマンドは運用地によって装備の違う2タイプが作られた。
ジムスナイパーⅡ,汎用量産型MS。ジムの性能向上機である「RGM-79SCジムスナイパーカスタム」をさらに改良・強化したのが、この「RGM-79SPジムスナイパーⅡ」である。高性能化するジオン軍のMSに対抗するため、機体ポテンシャルの限界まで性能が引き上げられている。
ガンキャノン量産型,中距離支援用量産型MS。「RX-77D」は、支援砲撃用のMSとして開発された{RX-77-2ガンキャノン」の良好な実戦結果を受け、量産型として開発/生産されたMSである。量産化にあたりコスト高騰の原因となるコアブロックシステムは省略され、装甲材もルナチタニウム合金から安価なチタン・セラミック複合材に変更された。
ザクⅡ改,汎用量産型MS。「MS-06FZザクⅡ改」は、ジオン軍のMS生産改善プラン「統合整備計画」に沿って名機である「MS-06FザクⅡ」を改修して作られた機体である。新型機種と部品を共有することにより、生産性と信頼性は高いが新機種に比べて性能面で見劣りのする「MS-06F」の性能向上を図っている。
ハイゴッグ,水陸両用量産型MS。「MSM-03ゴッグ」は一年戦争初期に開発されたため、陸上での行動時間が限られているなど、いくつかの欠点があった。大戦末期、一年戦争中に飛躍的に向上したMS開発の技術を生かすべく、ゴッグの機体設計を行って誕生したのが「MSM-03Cハイゴッグ」である。
ズゴックE(エクスペリメント),水陸両用量産型MS。「MSM-07E」は「MSM-07ズゴック」を改良し、水中/地上両面での作戦遂行能力を高める目的で、大戦末期に少数が試験生産された機体である。主な改良点は、「MSM-03ゴッグ」と同様の、四肢を縮める機構が採用されたことと、背中にあった主推進器が脚部へと移動されたことで、これらにより整流効果が高まり水中移動速度が大幅に向上した。
リック・ドムⅡ,宇宙戦用量産型MS。熱核ジェットホバーによる高速移動という新しいコンセプトで、地上の局地戦用MSとして成功を収めた「MS-09ドム」。ジオン軍はMS-09のトータルバランスの高さに目を付け、熱核ジェットエンジンを熱核ロケットエンジンに換装することにより、宇宙戦用の「MS-09Rリックドム」を産み出した。
ゲルググJ(イェーガー),汎用量産型MS。多用化したMSの生産ラインを再編成し、できる限り他機種とのパーツ、生産ラインの共用を可能にするために実施されたジオン軍のMS生産改善プラン「統合整備計画」。「MS-14JGゲルググJ(イェーガー)」は、この統合整備計画によって開発・生産されたMSである。
ケンプファー,強襲用試作型重MS。「MS-18E」は、一年戦争後期に開発された機体の1つである。機体名称の「ケンプファー」は独語で“闘士”という意味で、その名前どおりこれまでの汎用機とは異なる強襲用MSとして開発された。
リーア35ドラケンE,小型MS。連邦軍のサイド6駐留部隊、通称「リーア軍」が使用するMMS(ミドルモビルスーツ)。2重下腕支のマニピュレーターを使用し、限界まで小型化すればビームサーベルを扱うことも可能である。
ガンダム試作1号機ゼフィランサス,汎用試作型MS。「RX-78ガンダム」の直系にあたるMS。一年戦争後連邦軍では、コーウェン中将による指揮のもと、戦争中の傑作機「ガンダム」をベースとした高性能試作MSの開発計画「ガンダム開発計画」が進められた。
ガンダム試作1号機フルバーニアン,宇宙戦用試作MS。GP01の宇宙空間仕様。Fullburnian=フルバーニアンと呼称される。
ガンダム試作3号機デンドロ・ビウム,拠点防御用試作MS。「GP03デンドロビウム」は旧ジオン軍のモビルアーマーのような、大火力と高機動力を兼ね備える機動兵器として開発された。デンドロビウムの主任務は、宇宙空間における拠点防御である。
ガンダム試作3号機ステイメン,宇宙戦用試作MS。大型MA「デンドロビウム」のコアユニット(コクピット兼脱出システム)として開発された機体である。GP03ステイメンは、武器コンテナ、推進器、大型ビーム砲などからなるアームドベース「オーキス」と合体、デンドロビウムというシステムを形成する。
ジム改,汎用MS。一年戦争後にバージョンアップされた「RGM-79ジム」の改良量産型。「ジムコマンド」や「スナイパーカスタム」といった機体はジムを改良・強化した、いわば上級機だが、この「RGM-79C」はあくまでも量産機であり、U.C.0083年の時点ではジムの量産ラインはすべてこの「C型」となっている。
パワード・ジム,テスト用MS。「RGM-79パワード・ジム」は単独の型式番号を持っていない。これは、この機体がガンダムGPシリーズの開発のためのパーツテスト機だからであり、オレンジとホワイトという機体色もテスト機であることを示している。
ジム・キャノンⅡ,砲撃戦用MS。量産が見送られた「RGC-80ジムキャノン」の改良量産機。改良とはいうものの、その機体コンセプトは「RX-77ガンキャノン」に近いものとして設計されており、実質は名前だけを継承した別の機種といえる。
ジム・カスタム,汎用MS。エースパイロット用として開発されたジムの性能向上型である。一年戦争終結後、ジオン軍のMS技術を吸収した連邦軍は、各種の新型MSの開発に着手した。
ボール改修型,支援用モビルポッド。一年戦争後も細々と生き残ることとなった本機だが、改修によって性能向上が図られたとは言っても、本機が劇的な進歩を見せたわけではなかった。本機の改修は小規模なものに留まっているが、間に合わせ的な兵器としての性格を考えれば致し方なかったと言える。
ガンダム試作2号機サイサリス,戦術汎用試作MS。「ガンダム開発計画」によって造られた2機目のMS。南極条約によって使用が禁止された核兵器だが、その戦略/戦術上の重要性は、ミノフスキー粒子環境下においても非常に高かった。
ザクⅡ後期型,汎用MS。史上初の純戦闘用MSとして開発された「MS-06FザクⅡ」は、その汎用性の高さや扱いやすさから前線の兵士からも愛された。基本性能の優秀さゆえ、用途や活動地域に合わせたバリエーションも数多く作られ、一年戦争を通じてジオン軍でもっとも多く生産された機体となったのである。
ザメル,砲撃陸戦用MS。ジオン軍の陸戦用、中・長距離支援型MS。非常に大型の機体だが、脚部とスカートに設置された大推力の熱核ジェットエンジンを使用したホバー走行により、高速で移動を行うことができる。
ドラッツェ,宇宙戦用MS。ジオン軍残党のデラーズ・フリートが独自に開発したMS。しかし、実際には破壊されたMSなどのパーツをつなぎ合わせて作ったリサイクルMSにすぎない。
ノイエ・ジール,試作MA。ジオン軍残党のアクシズ軍によって製造された試作MA。一年戦争当時から製造計画は存在しており、小惑星アクシズに逃げのびた旧ジオン軍の技術者達の手によって製造された、当時最高水準の機動兵器である。
ゲルググマリーネ,汎用量産型MS。ジオン軍の最終量産機、「MS-14ゲルググ」の海兵隊仕様がこの「MS-14Fゲルググマリーネ」である。F型は海兵隊用にカスタム・調整された機体で、スラスターの推力が強化され、それにともないプロペラントタンクが増設された。
ゲルググマリーネ指揮官型,指揮官用高性能機。「MS-14ゲルググ」の海兵隊仕様である「MS-14Fゲルググマリーネ」の指揮官用。F型には通常の量産型と、Fs型と呼ばれる指揮官用の機体が存在し、その仕様は細部で異なる。
ガーベラ・テトラ,宇宙戦用MS。このガーベラ・テトラは、本来「ガンダム試作4号機/GP04」になるはずだった機体である。「ガンダム開発計画」がアナハイム社に依頼された際、GP04は白兵・格闘戦に主眼が置かれた宇宙戦用のMSとして開発が開始された。
ヴァル・ヴァロ,宇宙戦用MA。大戦末期にジオン軍が開発したMA。基本的には「MA-05ビグロ」の改良機である。
ガンダムMk-Ⅱ,汎用試作型MS。ティターンズによって開発されたガンダムMk-Ⅱは3機製造されたが、エゥーゴの活動により、最終的に3機共奪取される結果となった。エゥーゴにおいては、1機がパーツ運用の目的などから解体され、本格的に戦場に投入されたのは、3号機にあたる機体のみであった。
スーパーガンダム,試作MS支援戦闘機装着型。ガンダムMk-ⅡとGディフェンサーの合体の機体は通称スーパーガンダムと呼ばれる。またMk-Ⅱを収納した航行形態はGフライヤーと呼称される。
百式,攻撃用試作型MS。「Z計画」において、Zガンダムの設計候補案の1つであった試作MS。予定されていた可変機構は、導入が困難であったため廃止されたが、基本性能が優秀だったので、非変形の機体として再設計された。
Zガンダム,攻撃用試作型可変MS。エゥーゴとアナハイム社のZプロジェクトにより開発された可変MS。単独での大気圏突入能力を有し、既存のMSをはるかに越えるポテンシャルを誇っている。
ウェイブライダー,攻撃用試作型可変MS。Zガンダムが大気圏に突入する際に変形する形態。ウェイブライダーの呼称は、機体下面にショックウェーブを形成し、その圧縮した衝撃波によって揚力を得ることができることからきてる。
リック・ディアス,攻撃用量産型MS。アナハイム社とエゥーゴが極秘裏に開発した機体。RMS-099はカムフラージュのための型式番号であり、MSA-009が本来の番号である。
メタス,攻撃用試作型可変MS。Z計画試作MSの一機。計画初期段階の機体であり、変形機構そのものの検証のために試作された。
ネモ,迎撃用量産型MS。RGM-79Rの後継・発展機として、開発された機体。実際にはほとんどエゥーゴの専用機として量産されている。
Jr.モビルスーツ,  。。。
ディジェ,攻撃用試作型MS。リック・ディアスをベースとして、開発された地上用試作MS。地球の反連邦組織カラバが、エゥーゴの技術提供によって完成された機体。
ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ),汎用試作型MS。ティターンズが、専用の次期主力戦力としてグリプス1で独自に開発を進めていたMS。一年戦争の名機RX-78ガンダムをベースとして設計されており、非常に高いポテンシャルを持った機体となっている。
ハイザック,汎用量産型MS。一年戦争後、連邦軍が初めて開発、量産した機体。設計の基本コンセプトは、旧ジオン公国軍のMS-06ザクに基づいている。
ハイザック・カスタム,狙撃用試作型MS。RMS-106ハイザックの改良機。大型の狙撃用ビームランチャーを携行し、長距離からのビーム射撃が可能となっている。
マラサイ,汎用量産型MS。アナハイム社が開発したMS。RMS-106ハイザックの発展型として設計されており、武器の一部共用化なども図られている。
ギャプラン,汎用試作型可変MA。連邦軍が開発した可変MA。オークランドのニュータイプ研究所でテスト飛行を行っていた。
バーザム,汎用量産型MS。連邦軍によって、ジムなどに代わる主力MSとして開発された機体。高性能だが、コストや運用の面で多くの問題を抱えていた多くの可変MS・MAなどと比べると、格段に扱いやすい機体となっている。
サイコ・ガンダム,NT専用試作型可変MA。日本のムラサメ研究所で開発された可変MA。連邦軍初の本格的なNT専用の機体であり、火器管制や機体のコントロールにサイコミュを導入している。
サイコガンダムMk-Ⅱ,NT専用試作型可変MA。MRX-009サイコ・ガンダムの発展型として開発された機体。サイコミュを用いたリフレクタービットや有線ビームソードを装備したことにより、さらに進化したオールレンジ攻撃を可能としている。
バイアラン,局地戦用試作型MS。連邦軍が開発したMS。両肩と腰部を初めとした、全身に大推力のスラスターが装備されている。
ガブスレイ,可変試作型MS。連邦軍が開発した可変MS。設計はパプテマス・シロッコの主導による。
バウンド・ドッグ,NT専用試作型可変MA。連邦軍が開発したNT専用可変MA。オーガスタ研究所で、サイコミュの調整が行われた。
ハンブラビ,可変試作型MS。連邦軍が開発した可変MS。全身に5つのモノアイセンサーを持ち、MS/MA両形態で、索敵を無理なく行うことができる。
メッサーラ,汎用試作型可変MA。木星から資源を運ぶ巨大輸送船ジュピトリスの指揮官パプテマス・シロッコが、ジュピトリス内で完成させたハンドメイドの可変MA。木星の大重力に対応した大推力スラスターを搭載しているため、MS形態時には30mを越える大型の機体となっている。
パラス・アテネ,汎用試作型重MS。ジュピトリスで製作された2機目のMS。可変機構は持たず、純粋な攻撃力を重視した重MSとなっている。
ボリノーク・サマーン,汎用試作型MS。ジュピトリスで製造された3台目のMS。可変機構は持たず、MSとしての性能は標準的。
ジ・オ,局地戦用試作型重MS。ジュピトリス製重MS。設計思想が非常に実験的であり、四重、五重の関節や近接戦闘用の隠し腕など、機体構造自体他のMSと異なる部分が多い。
アッシマー,汎用試作型可変MA。連邦軍が開発した大気圏内用可変MA。地球上でサブフライトシステムなどの補助機器を使わない、単体での飛行に成功した初の機体。
ジムⅡ,汎用量産型MS。一年戦争当時に連邦軍で量産されたRGM-79ジムの後継機として、同機体を改修、量産した機体。基本設計は、まったく同じものとなっている。
ガルバルディβ,局地戦用MS。旧公国軍が開発していたMS-17ガルバルディαを一年戦争終結後、連邦軍が接収、改修して使用した機体。改修によって機体の軽量化や運動性・機動性の強化が図られている。
ガザC,量産型可変MS。ジオン公国残党によって結成されたアクシズが独自に設計・開発を行った可変MS。作業用MSのガザA・ガザBを基本として、攻撃能力を持つMSとして開発された機体。
キュベレイ,NT専用試作型MS。アクシズ製のNT専用MS。旧ジオン軍のMAN-08エルメスのMS化を基本コンセプトとして開発された。
ZZガンダム,可変合体MS。「Zプロジェクト」に基づき、エゥーゴとアナハイム社が共同で開発した可変MS。RX-78ガンダムで使用されたコアブロックシステムを採用したことにより、分離・合体・変形を可能としている。
Gフォートレス,可変合体MS。MSZ-010ZZガンダムが変形した重戦闘爆撃機形態。MS形態と比較して、巡航距離が飛躍的に上昇する。
強化型ZZガンダム,可変合体MS。MSN-010ZZガンダムをフルアーマー化するに際し、本体の強化を図った機体。追加装甲や武装の増設にあわせ、本体の一部装甲の換装、スラスターの大型化、大型バックパックの装着等が行われている。
フルアーマーZZガンダム,可変合体MS。MSN-010ZZガンダムは、複雑な変形機構のため構造上脆弱という問題を抱えていた。この欠点を補うために、追加装甲を装備した機体がFA-010Sである。
ジムⅢ,量産型MS。地球連邦軍の量産型MS。一年戦争時の主力機であったRGM-79ジムの発展型機。
ジャムル・フィン,可変MA。ネオジオンが開発した可変MA。開発中の胴体部に仮設の頭部、手足を付けた機体であり、最終的な完成体には至っていない。
キュベレイMk-Ⅱ,NT専用MS。ネオ・ジオンの実質的指導者ハマーン・カーンの乗機AMX-004キュベレイ(試作1号機)を改良した機体。2号機(エルピー・プル専用機)と3号機(プル・ツー専用機)の2機の製造、戦線投入が確認されている。
キュベレイMk-Ⅱ(プル・ツー機),NT専用MS。ネオ・ジオンの実質的指導者ハマーン・カーンの乗機AMX-004キュベレイ(試作1号機)を改良した機体。2号機(エルピー・プル専用機)と3号機(プル・ツー専用機)の2機の製造、戦線投入が確認されている。
量産型キュベレイ,NT専用量産型MS。AMX-004キュベレイの量産タイプ。クローニング技術によるニュータイプ兵士の量産化=NT部隊の実用化に伴い、第1次ネオジオン戦役終盤において戦線に大量に投入された。
ガザD,量産型可変MS。ネオ・ジオン軍(アクシズ)初の量産型MS、AMX-003ガザCの発展型として開発された機体。基本的な機体変形機構がガザCと同一であるため、生産ラインを新たに作る必要がなく、一部の部品的変更のみで量産が可能である。
ガ・ゾウム,量産型可変MS。AMX-003ガザC、AMX-004ガザDの系統につながるネオジオンの量産型可変MS。実質的にガザシリーズの最終機体となっている。
ドライセン,量産型重MS。ネオジオンが地球降下作戦に際し、AMX-101ガルスJ、AMX-102ズサとともに開発した重MS。フォルムからもわかるように、一年戦争当時に多大な戦果をあげたジオン公国のMS-09ドムの系列につながるMSである。
ザクⅢ,試作MS。ジオン公国のMS-05・MS-06ザク系の最新型を目指して、開発された機体。基本能力の高い機体本体に、武装・バックパック・追加アーマー等のオプション兵装を装備することで、あらゆる作戦に対応する、という開発コンセプトもザク系のそれに酷似するものである。
ザクⅢ改,試作MS。AMX-011Sは「ザクⅢ改」と呼称されるが、正確には改修機ではない。リアアーマーや大型のバックパックの追加がなされているが、これらは、もともとAMX-011のオプション兵装として用意されていたものであり、むしろこちらがザクⅢの本来の姿ということもできる。
ドーベン・ウルフ,NT専用MS。簡易サイコミュシステム(インコム)を装備したネオジオンの量産型MS。簡易サイコミュでは、コンピューター制御により擬似的にサイコミュを再現するため、パイロットのNT能力の多寡を問わずオールレンジ攻撃が可能である。
ゲーマルク,NT専用MS。NT・強化人間専用機として開発された機体。主要な火器を内蔵し、機体単体で高い攻撃力を有するMSである。
ガルスJ,量産型MS。ネオ・ジオンが地球侵攻用に開発した陸戦用MS。ほぼ同時期に開発されたAMX-009ドライセンと比較すると、総合的な能力は一歩譲るものの、生産性の高さが評価され、多数が量産され戦場に投入されている。
ズサ,支援用量産型MS。AMX-101ガルスJと共同しての作戦行動を前提として開発された支援用MS。後方支援と強襲攻撃を主任務とする機体であり、機体各所に数十発のミサイルを内蔵するほか、ミサイルポッドを増設することも可能である。
ハンマ・ハンマ,試作MS。ネオジオン開発による試作MS。肩・腰部を始めとして、全身をとりかこむようにして、高出力のスラスターが配備されており、高い機動性能を誇る機体である。
R・ジャジャ,試作MS。量産計画から外れたMS機体を士官専用機としてカスタムした機体。旧ジオン公国のMS-15ギャンを思わせるフォルムを持つ。
バウ,可変分離MS。ネオジオンの可変MS。上半身と下半身が分離し、それぞれが「バウアタッカー」と「バウナッター」への変形機構を持つ。
カプール,水陸両用可変MS。ネオジオン軍が地球侵攻用に開発した水陸両用型MS。旧ジオン軍の水陸両用MS、MSM-03ゴッグの発展型のため、水中での抵抗を減らすために手足を胴体部に収納することができる。
ガズアル,AMX-117LガズエルとともにネオジオンのVIP、特にハマーン・カーンの護衛にあたる親衛隊「ロイヤルガード」の専用機である。AMX-117Lガズエルと対となり、通常こちらは、護衛対象の右側に配置される。RMS-117ガルバルディβを高性能にカスタムマイズした改造機。
ガズエル,「ロイヤルガード」と呼ばれるネオジオンの親衛隊専用機。ハマーン・カーンが搭乗するAMX-004キュベレイの護衛が主要な任務となる。AMX-117Rガズアルと対となる機体であり、通常は、キュベレイを中心として、左側に配置される。
リゲルグ,量産型MS。一年戦争末期にジオン公国宇宙軍の主力MSであったMS-14ゲルググを高機動タイプにチューニングした機体。戦後、アクシズが在来機を接収、改造を行っている。
クイン・マンサ,NT戦用MS。ネオジオンが、それまでに開発したMSのノウハウを盛り込み完成させた大型のニュータイプ戦用MS。機体各所にメガ粒子砲が内蔵されているほか、両肩の大型バインダーには、メガ粒子偏光器が装備されており、ビーム攻撃をほぼ無効化することができる。
シュツルム・ディアス,量産型MS。RMS-099の火力増強型。背部のランダムバインダーを、メガ粒子砲を内蔵したグライバインダーに換装した機体である。
アイザック,偵察用MS。RMS-106ハイザックをベースに、連邦軍が開発した偵察用MS。頭部が巨大なレドームに換装されており、索敵活動に威力を発揮した。
ザク・マリナー,水陸両用量産型MS。地球連邦軍の水陸両用MS。一年戦争終結後に接収したジオン軍のMS-06ザク・マリンタイプを、再設計して作り上げた機体である。
ディザート・ザク,砂漠用量産型MS。ザクⅡの局地戦仕様機。地球侵攻作戦を敢行したことにより、ジオン軍の戦線が地上へと拡大した。
ドワッジ,砂漠戦用量産型MS。一年戦争末期に登場した、ジオン公国におけるMS-09ドム系MSの最終量産型である。第1次ネオジオン戦役においては、アフリカ解放戦線のロンメル部隊が使用した。
ドワッジ改,砂漠戦用試作MS。アフリカ解放戦線のロンメル部隊の隊長であり、砂漠戦の名手として知られるデザート・ロンメルの専用機として、MS-09Gドワッジを長期間に渡り、改造した機体である。両肩に追加されたブースターにより、陸上での機動性がさらに向上しているほか、ビーム兵器を携行するなど、武装面の充実も図られている。
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